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先日、川越町中央公民館2F大研修室にて「川越町社協シンポジウム 「絆」~ともに生きるまちづくり~」を開催しました。社協は地域福祉の推進を目的とした団体です。今回のシンポジウムでは、そういったことへの興味・関心を持っていただける方の裾野の拡大を目指しました。特別講演とパネルディスカッションの二部で構成し、100名を超えるたくさんの地域住民の方にご聴講いただきました。

特別講演では中京圏を中心にご活躍中のタレント・書道家の矢野きよ実さんを招へい。「あなたがいるから生きていける」という演題でお話しいただきました。パネルディスカッションでは、実際に地域活動をされている方々4名にご登壇いただき、その活動内容や活動を行うようになったきっかけをお話しいただきました。

 

矢野きよ実さんのご講演は、シンポジウムのテーマ「絆」を十分に汲んでいただいた内容でした。笑いを交えた冒頭から、一気に矢野さんの世界に引き込まれます。矢野さんは医療・福祉関係から自治会活動までさまざまな活動にご参画されており、その中でのご自身の人と人とのつながりから、現在も続けられている被災地支援のことまでお話しいただきました。

被災地支援のお話は子どもたちの「書」や写真を見せていただきながらの展開。「書」に込められた思いや感じられた心境の変化等、そのお話に心揺さぶられました。会場内は熱気を帯び、最後に「書」をご披露いただくことになったところで最高潮! 約一時間、あっという間に過ぎ去っていきました。

 

後半はパネルディスカッション。川村康治町長より町の概況をご案内いただいたあと、登壇者の方が携わっている活動の詳しい中身ややりがい、活動中のエピソードなどをお話しいただきました。次は活動に取り組むようになったきっかけが話題。パネリストの方々も最初は緊張気味だったように感じましたが、コーディネーターの大阪教育大学 新崎国広先生の和やかな進行で徐々に緊張も解けたようで、それぞれ普段のご様子でお話しいただきました。

防災や音楽、サロン活動、多世代交流と携わる活動の内容も、それに携わるようになったきっかけも、みなさんそれぞれです。しかしその根底には、みなさん共通した「地域への思い」があります。進行の関係上時間としては短めでしたが、もっと聞きたくなる、大変有意義で興味深いお話でした。

その後、町長さんと加藤志保子社協会長よりコメントをいただき、8/26より開催する生活・介護支援サポーター養成プログラムを聴講者の方々にご案内し、閉会となりました。

 

今回の事業で、ご自分が住んでいる地域やその地域でのつながりづくりに興味・関心を持っていただく方が少しでも増えたらいいなあと思います。そして、町の掲げる将来像「みんなで支えよう 笑顔あふれる元気な町 かわごえ」の実現に少しでも寄与できたら、そんな嬉しいことはありません。

川越町社協は、これからも地域福祉の推進 ―地域のつながりづくりに努めていきたいと思っています。

2014年08月13日更新

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