posted by 福祉サービス係
ロンドンでパラリンピックが行われています
時差の関係で殆どの競技が深夜に行われることになるんですが
それでもメダルを取った競技等は朝のニュースで結果が伝えられたり、お昼のワイドショーでインタビューが流れたり
ロンドンオリンピックの効果もあってか自分達が競技を目にする機会も増えました
当然、利用者様の目に触れることも多くなって
「車椅子であんなん出来るんやな~」 「目が見えやんのにすごいな~」
自分の身体と比べて感想を言われる利用者様もいます
「私にはとても出来ん」 「私にも出来るやろか・・・ははっ」
競技をみていると馴染みの競技に障害に応じたハンデを設けているものや
全く初めて見た競技で、障害者の為の競技もあります
そんな中で興味を引かれたのが「ボッチャ」と「ゴールボール」です
どちらも障害者の為の競技で詳しい競技の説明は省略しますが
この障害者の為の競技で更に障害の度合いによってハンデを設ける(あるいは競技方法が変わる)というスタイルは
デイサービスにおけるレクリエーションと正に同じで
高齢者向けに考えたレクリエーションにさらにその利用者様の身体状況によってハンデをつける
ということをしています
先日、レクリエーションの最中に利用者様からハンデの付け方がおかしいとご意見を頂きました
ボールを投げられる人が器具を使っている、力のある人が目標に近い
スタッフとしてはその人に合ったハンデでレクリエーションに参加して頂いたつもりでしたが
意見を頂いた利用者様にとっては公平とは思えなかったのだと思います
ただ表面上は元気に見えても手の痺れがあったり、Drから激しい運動は止められていたりと
少し見ただけでは分からない障害があったりします
パラリンピックもハンデを設けることによって全ての選手が全力で競技出来る環境を作っています
デイサービスでも利用者様全員が、全力で、気持ちよくレクリエーションが出来たらと思っています
2012年09月8日更新