posted by 川越町ボランティアセンター
夏休みの小学生と親御さんを対象に開催しております”夏休み体験教室”。
今回は、8月9日(土)に実施しました、2日目の親子そばうち教室の様子をご紹介します。
この日は、台風の接近により、開催があやぶまれておりましたが、進行がゆっくりだったので、なんとか実施することができました。
天候の悪い中、6組13名の小学生親子に参加していただきました。
今回も川越いきいきそば打ち会のみなさんにそばの打ち方を教わりますが、作業の前にそばの歴史やそばの実についてなど簡単な学習がありました。
ここで出されたクイズの問題をご紹介
○そばの収穫量、日本一はどこでしょうか?また、生産量世界一の国はどこでしょうか??・・・という問題。
正解は・・・日本一は北海道!!世界一はロシア!!(2012年)
北海道のそばの収穫量は、なんと19700t!!2位の長野県は3370tと、日本のそばの多くが北海道で採れているとのことです。
世界一のロシアの生産量は、なんとなんと796551t!!!2位中国の700000tと世界のそばの大半がこの2つの国で作られているそうです。(ちなみに日本は世界で8番目の生産国なんだそうです。)
・・・といった知識を身に付けてもらったところで、早速そば打ち開始です。
そば粉とつなぎ粉をふるいにかけて水を入れていきながら混ぜ合わせていきます。
基本的には分量に従うのですが、この水の加減はその日の湿度や温度、使う粉によって調整する必要があるようで、その調整は感覚で覚えていくしかないそうです。
混ぜていきながら少しずつビー玉サイズのかたまりを作っていき、そのかたまりを1つのかたまりにしていきます。
大きなかたまりができたらつやが出るまでこねていきます。
延ばしてはまとめてを繰り返し繰り返し・・・
つやがでてきれいにまとめたら鉢を片付けて延ばしの作業です。
まずは、手で均等に延ばしていきます。そして今度は麺棒で延ばします。
麺棒を使うときのコツは、両手でねこの作って、少し力を入れて延ばしていくことと端っこより少し手前でとめることです。
ある程度大きな円が出来たら、麺棒に巻きつけて延ばし四角くしていきます。
だんだん薄くてなっていくので生地を破かないように注意して延ばします。
延ばし終えたら生地を畳んでいき、切りの作業にうつります。
切るときの重要ポイントは、切って一本ずつが出来るだけ四角くなるような細さに切ることが大事です。
つまり薄く延ばす時も細さを想像しながら厚さを考えないといけないわけですね。φ(..)
包丁は切れ味が鋭いのでできるだけ保護者の方にお願いします。
普段の料理で使う包丁とは感覚が少し違うようで、細さを均等にするのに悪戦苦闘されていました。
高学年生のお子さんもチャレンジ!!なかなか思うよう切れない様子(>_<)
お父さんの包丁さばきに”すげー!!”と興奮ぎみ(*^_^*)
切り終えた麺は今回もお持ち帰りいただいて、ご自宅の方で召し上がっていただきました。
そして、せっかくなので先生たちが打っていただいたおそばを用意していただきます。
すごく細くてゆでる前から美味しそう(*^^)v
そば打ちにも段位というものがあるらしく、そば打ち会のメンバーさんには有段者の方もみえます。
ゆで方のレクチャーをうけて、いただきます!!
少し多くゆでていただいたので、おかわりしているお子さんもみえ、皆さんにご満足いただけたようでした。
ご家庭でもそば打ち道具がなくても、代わりの道具でそばは打てるとのことでぜひおうちでもチャレンジしてみてほしいです。
2日間ご協力いただいたそば打ち会の皆さんありがとうございました!!
2014年08月14日更新