posted by 川越町社会福祉協議会
11月12~13日に、社協役員視察研修に行ってきました。
行き先は長野県御代田町社協さんです。御代田町は浅間山のふもとの町。人口15,000人強、高齢化率も低く県内では2番目に若いまちだそうで、そのあたりの状況が川越町とよく似ています。
法人理念に~住み慣れた地域で暮らし続けられるために365日24時間の安心を~を掲げ、地域に宅老所やグループホーム、小規模多機能事業所を置かれています。これらの事業所は、介護サービスの提供施設ということではなく、「地域の暮らしの拠点」として位置づけられ、そこから地域づくりを展開されていました。
地域の方々とでサロン活動を実施したり、事業所ごとで地域交流を行うことで介護予防や地域のつながりづくりを実践。それぞれの地区社協もさまざまな事業展開をされていますが、その中には御代田町社協さんの拠点事業所と協働して実施しているものも含まれていたりします。
その他にもさまざまなことに取り組んでおられますが、「この地域で「暮らす」ことが大前提」という事務局長さんのお言葉に、自分たち社協の使命を再確認させていただいた次第です。
その後は二手に分かれ、宅老所とグループホームを見学。私はグループホームの方を見学させていただきましたが、いろいろなお話をお伺いする中で、「地域の暮らしの拠点」を実感しました。
ただ単に介護事業所をやる、施設を建てるだけでなく(もちろん、介護サービスも必要なピースですが)、大切なことは「地域で暮らす」。そのために誰と何に取り組んでいくか。
とても実りの多い研修となりました。
御代田町社協のみなさん、どうもありがとうございました!!
2013年11月29日更新