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地域包括ケア研修会 ~明日に架ける話~

posted by 地域包括 グループ

3月11日に地域包括ケア研修会 ~明日に架ける話~ を開催しました。奇しくも2年前のこの日は東日本大震災があった日。お亡くなりになられた方々のご冥福を祈り、黙祷を捧げて研修はスタート。

川越町では、通所介護事業所や地域密着型介護老人福祉施設などが新設され、ここ1~2年で町内の介護保険サービスは大変充実してきています。

今回の研修は、新旧を問わず介護保険事業所でお勤めになっている方を中心に、地域住民さんや行政、お医者さん、県社協さんからもご参加いただきました。その数、予想をはるかに超えるおよそ50名。この方々を9グループに分け、事例検討を行うというスタイルで進行しました。 

介護支援専門員からの事例提供に対し、お医者さんや民生委員さん、ボランティアさんも含めた事業(活動)種類ごとに基本的な事業(活動)内容や、事例に対してでき得る相談・支援をお伝えいただいたあと、①事例に対する課題抽出 ②抽出された課題に対してどのように支援するか というテーマに「社会資源」をひとつのキーワードとして話し合いを開始。結論が目で見えるように、と話し合った本人の支援体制を模造紙に簡単な図式で書き出していただくようにしました。 

この話し合い、うまくいくかな~と一抹の不安もありましたが、始まってみればそれは杞憂でした。各グループでは立場の違う者同士の意見交換が積極的に行われ、事例提供者への質問もひっきりなしに飛び交うなど、時間いっぱいまで白熱! 

話し合った結果をまとめたあとは、各グループからの発表。順番に行こうと思っていたら、まさかの立候補数珠つなぎ。次々に「ウチのグループいきます!」と、各グループとも台湾戦後のWBC日本代表のようなチームワーク。限られた時間の中ではありましたが、充実した話し合いだったことを感じました。また、3分という短い時間の中で、中身についてもうまくまとめていただいていたと思います。 

最後にご参加いただいたお医者さんよりまとめのコメントをいただき、お開きとしました。 

アンケートからも「違う立場の方々と意見交換できたのがよかった」「インフォーマルサービスのことをもっと知りたい」「知らないことがたくさんあった」「継続して開催してほしい」など、本当にたくさんのご感想をいただいています。 

何事もまずは「はじめの一歩」から。

歩みは遅いかもしれませんが、地道にこれを積み重ねて、川越町の「地域包括ケア」の推進に寄与できたら…と考えています。

2013年03月13日更新

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