posted by 福祉サービス係
今朝の新聞の一面は山中伸弥教授のiPS細胞が
ノーベル医学生理学賞を受賞したことでした
細胞とは最初は身体の様々な部分になりえる
「万能性」を持っているが特定の役割を持つと
元の状態に戻る「初期化」はしないと考えられていました
山中教授は特定の役割を持った細胞に
4つの遺伝子を導入することで「初期化」出来ることを発見
その初期化した細胞がiPS細胞と名づけられました
このiPS細胞から様々な細胞が作られ
それが再生医療や新薬開発に大いに役立つと期待がかけられています
難病の臓器移植、アルツハイマーやパーキンソン等の薬の研究等です
山中教授も整形外科医を目指したがリュウマチや脊髄損傷の
治療の難しい患者を見て研究者になろうと考えたと言っています
自分達の仕事は現在治療法の無い高齢の方々と多く係っています
「お年ですから」
と医師に言われてご立腹される高齢者は意外と多いです
この研究が進んで再生医療が常識になれば年齢に関係なく
いつまでも元気な人生が送れるかも知れません
2012年10月9日更新