posted by 総務地域グループ
少し前になりますが、
11月29日(火)川越中学校1年生の人権学習にお邪魔してきました。
今回は午前中1~4限に、ユニバーサルデザインについて学び、そこから人権について考える内容でした。
まず1限目!
NPO法人UDほっとねっとさんが、ユニバーサルデザインの基礎知識について講義をされました。
講義内容を踏まえ、2限目は校内体験を行い、UDになっているところ、UDではないところを探しました!
普段何気なく使っている教室や廊下も意識してみてみると、たくさんの気づきがあります。
エレベーターのボタンの位置やスロープ、掲示物の工夫…誰もが使いやすいような工夫が実は校内にはたくさん。
しかし、せっかくスロープがあるのに物がおいてあって使えない…(事前に先生方があえてそのような環境設定をしてくださいました)等、
改善が必要かなという気づきも多く、それらを3限目に各組で話し合いました。
そして、4限目!
川越町在住の柳田さんにゲストティーチャーとして生徒さんの前でお話して頂きました。
車椅子での移動を実際に生徒さんに見てもらい、
ご自身の中学生の頃のお話、
怪我をされてからこれまでのこと、
外に出ることでたくさんの出会いがあり、
好きなことを楽しめる今があり、
障害の有無に関係なく、ひとりの「人」であること…
ユーモアも交えながらお話してくださいました。
生徒さんの心にどう響いているのか、生徒さんからの感想を頂くのが楽しみです。
柳田さん、ありがとうございました!
そして、このような機会をいただきました川越中学校さん、UDほっとねっとさん、ありがとうございました。
今後も生徒さんにとってより良い学びの場を作れるよう、
そして川越町が全ての方にとってより住みやすい町になるよう、
社会福祉協議会としてできることに精一杯取り組んで参りますので、よろしくお願いいたします。
2016年12月15日更新