posted by 川越町ボランティアセンター
9月7日(日)に8月16日の豪雨災害による被害を受けた兵庫県丹波市へ、ボランティアセンター職員と川越町防災ボランティア・ネットのメンバーの計4名で災害ボランティア活動に参加しました。
明け方にいきいきセンターに集合し、日の出前に出発しました。
前日までにも、雨が降っていたり、午前中の天気も気にしながら車を走らせ、現地入り。
市島に設置されている災害ボランティアセンターで受付を行い、現地スタッフさんから行き先や注意事項等の説明を受け、活動に入る現場に向かいました。
今回活動に入らせていただいたのは、個人宅の床下での作業でした。
前日までに作業が進んでおり、最後の部屋の床下の泥だしと消毒作業を行ってもらいたいという依頼でした。
床下一面に板チョコのようになった泥が固まっており、ひたすらそれをかき出します。
床板をはがせないところは潜り込んでの作業でしたが、思うような体勢が取れず悪戦苦闘の作業でした。
泥だしのあとは、消毒液をまく作業を行い、石灰をまく作業も続けて行いました。
床下の作業を終え、床板を戻し、畳を敷き、家具やベッドを戻して、依頼内容の完結まで作業を行うことができました。
活動の途中、少し現地の方からお話しを聞くことができ、まさか自分たちのまちでこんな災害が起こるとは思っていなかったと皆さんおっしゃってみえました。
依頼者宅に向かう道中、川の増水でまちの主要な橋が崩落したあとを目にしたとき、自然の脅威を感じました。
作業を終え、本部へ作業終了の報告を終えると、現地スタッフさんから無料の入浴券を人数分いただきました。
来ていただいているボランティアさんへの気遣いが細かなところまで行き届いているのを感じました。
今回、川越社協からはじめてボランティアバス(ワゴン)を出すことになり、不慣れなことばかりで同行いただいたボランティアのお2人には多々助けていただきありがとうございました。
ボランティアバスの計画や災害ボランティアセンターの設置・運営など、学んだことがたくさんありました。
今回の経験を今後の川越町社協の取組にしっかり活かしていきたいと思います。
現在、丹波市の災害ボランティアセンターは、丹波市復興支援ボランティアセンターとして引き続きボランティアの受付けが行われております。
今後1日も早く現地の方々が安心できる生活が送れるように、心より願っております。
2014年10月14日更新