posted by 総務地域グループ
先月の14日、安城市社会福祉協議会へ役員視察研修のためお邪魔しました。
今回の研修では、安城市社協さんと
町内会の活動(町内福祉委員会の活動)を活発に取り組まれている
会長さんにもお話をお伺いすることができました。
その方のお話の中で、とても印象的だったのが、
「平成18年に60歳の男性が孤独死をされた。
こんなこと二度と起きてはいかんと思ったけど、
どのようにしていったらいいか1年間悩んだ。
1年間悩んだ後、平成19年に木原先生に支え合いマップ
の作り方を習ってから、それまでは町内行事が中心だった
町内会の活動から、マップ作りで町内の課題を確認する
ようになった」 というお言葉でした。
この支え合いマップとは、
〇住民が普段どのようにふれあい、助け合っているのかを
丁寧に聞き取り、マップ上に載せて、住民の福祉的な営みを最大限尊重しながら、
地域の福祉を作っていくもの
〇住宅地図上に住民相互の私的な関係の線を引き、住民の私的な助け合いを
調べる
〇これらの取り組みを通して地域診断
されたのがこちら↓
たくさんの情報が書かれています。
マップには個人情報が書かれてるため、管理には十分気を付けつつも、
「助け合いの輪の中に入る者同士、情報を共有しよう」というスタンスで
いらっしゃるそうです。
また、見守りが必要な方の情報を家族や関係者がオープンにし、
町内会へ提供してもらうことによって、理解を深めているとのこと。
ニーズには即対応、住民すべての営みに「福祉」の味付けを。
私達、川越町社協もこの精神を忘れず、「ふだんの くらしの
しあわせ」を目指して、新たな試みにも挑戦していきたいと思います。
お忙しい中をお時間を割いていただきました
安城市社協の皆様、城南町内会長様、ありがとうございました。
2012年12月5日更新